お知らせ

【イメージに騙されてはいけない】

『お菓子で百薬の長を目指す』

という事でお菓子を作っていて、自分で確証もなくイメージや風潮だけで作るのは避けたいといつも思っています。

例えば、画像の『抹茶オーレ』というお菓子の中にはグラスフェットの生クリームが入っています。

動物性の脂質です。

植物性

サラサラ、軽い、ヘルシー、自然派、体に良い

と言うイメージです。

動物性は

ドロドロ、重い、食べて罪悪感、家畜、体に悪いというイメージ。

生クリームに限らず世の中では、そんなイメージで捉えてられていますが本当でしょうか?

植物性脂肪やオメガ3の魚油は、不飽和脂肪酸で長鎖脂肪酸です。

長鎖ということは炭素がたくさん繋がっていて重いですよ。という事で不飽和ということは、他の物質と繋がる二重結合が起きますよ。

という事です。

動物性脂肪は単鎖か中鎖脂肪で飽和脂肪酸です。

炭素の繋がりが少ないので軽く、飽和しているので他の物質とはくっつきません。

という事です。

自然界では魚や植物の低い温度にあるのが植物性脂質で動物性脂質は人間と同じような体温の状況で存在する油です。

魚の油(オメガ3)を人間の体温と同じ夏の炎天下の36度位に置いておいた油はどうなるでしょうか?

なので、うちの店では

『抹茶オーレ』

『和栗モンブラン』

『静神丸』

『生チョコ大福』

の4種類のお菓子にはグラスフェットの生クリームを使っています。

ここで一つ問題なのが動物性の生クリームなら何でも良いわけではないことです。

放牧されて穀物ではなく草を食べている牛からいただく生クリームが重要です。

そんな良い環境の牧場の生クリームは大阪から遠い所しかなく加工品ではないので日持ちもしなくて大変高価になります。

洋菓子屋さんでもなくロールケーキを作っているわけでもないのですがびっくりするような請求が、、、

そんな訳で

小さなお菓子一つが高くて申し訳ないです。

でも、心臓や脳を動かすエネルギーはミトコンドリアの電位差によって多く産生されますが、その膜が乳化する不飽和脂肪酸で出来ているとエネルギー産生の効率が悪くなります。

三大栄養素である脂質は飽和脂肪酸であることが重要です。

⚠️ダイエットしたい方は脂質を控えた方がよいです。必要な脂質は糖を摂取しておけば【飽和脂肪酸】に自然と変換されます。必要な栄養素は身体が作り出します。

ー お菓子で百薬の長を目指す ー

           餅匠しづく

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