【さくら餅の説明】

うちのさくら餅は道明寺ではなく餅米から作っています。

その理由は無農薬の餅米を使いたいからです。

餅米から作ると前日から餅米を研いで一晩浸けて、朝には蒸す前に手を擦り合わせて米粒を細く割って蒸してと手間が掛りますが、良い点は冬の間荒れた手が餅米を擦り潰すことによってすべすべになります。（本当に）

さくらの花びらとさくら葉は、以前はミョウバンなど使うというリスクがありましたが、今は何も使わず自然のままですので食べても

問題がありませんが個人的にはさくら葉の塩味と香りだけが移っていれば葉っぱ自体まで食べなくてもいいんじゃないかと思っています。

さくら餅の餅米の部分ですが、粒がある程度残っているのが良いのか、ふっくら柔らかい方が良いのか迷いますが、うちのさくら餅は、どちらかというと粒感は残してあるタイプのさくら餅です。

中の漉し餡は、溶けて無くなるくらいが良いと思っております。

うちのさくら餅が白いのは天然のものでピンク色に染める術をまだ知らないという理由からです。

ー良薬口に甘しー

「甘いものは体に悪い」という妄信から抜出して下さい。別に和菓子屋なので保身で言ってるわけではありませんので。