脱・糖質制限宣言②
【脱・糖質制限宣言】②
0度のエクリチュール
ー 人がエネルギーを生み出す仕組みー
世の中には色んな健康情報が溢れているので
ここで一度余計な情報を排して体の中で何が行われているのかだけの『0度』の状況を見て見ていきたいと思います。
小学校の家庭科の時間に習ったように
三大栄養素は
・脂質
・タンパク質
・糖質
です。
脂質の一番の役割は細胞膜などの”体組織を作る”ことです。
タンパク質も筋肉などの”体の組織を作る”ものです。
糖質の一番の役割は人を動かす”エネルギー源となる”ことです。
(甘い食べ物=糖質ではないのでお間違いないように)
脂質とタンパク質は緊急時にはエネルギー源にもなりますよ。というものです。
なのでダイエットの為に糖質を抜くとエネルギー源が脂質に移り脂肪が燃焼され痩せるとされています。
本来の糖代謝は小腸で吸収され血中にある糖はグルコースとフルクトースに分解されインスリンによって細胞内に送られミトコンドリアでATPというエネルギーが生まれ二酸化炭素と水が発生します。
ここで発生した二酸化炭素を使って呼吸によって得た赤血球内の酸素を引き出すという全く体にとって悪影響を及すものを生み出さずクリーンなエネルギー循環が行われます。
ところが【脱・糖質制限宣言】①で書いたように、なぜ不飽和脂肪酸を摂取するのが良くないのかと言うと、血中に不飽和脂肪酸があるとグルコースが細胞内に吸収されるのをブロックしてしまうということです。
ブロックされてしまうとエネルギー源とはならず血中にグルコースが残ってしまいます。
これが血糖値が高いという状態です。
糖質を摂り過ぎることと血糖値が高いことは因果関係ではなく相関関係にあることが分かります。
糖が正常に代謝に使われれば血中にグルコースの量は最適になります。
続く、、、、、、
ー お菓子で百薬の長を目指す ー