不安いっぱいの中芦屋にお店をオープンします。
【不安いっぱいの中で芦屋にお店オープンします】
屋号は 『上』と名づけました。
「しょう」と読みます。
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天から降りるしづく(雫)は、前でも後ろでもない。
地上で水たまりをつくり上を目指す。上へ。
やがて希望となり、雫となる。
『上』ーSHOWーは餅匠しづくの思考のショーケース
息をする、整える。これからを生きる。
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勿論コンセプトは
『お菓子で百薬の長を目指す』
であることは変わりません。
でも、そんなことを謳っていると、自分のやっていることが正しいことなのかということを、常に疑っていなくてはならなくなります。
疑い続けていると、たまに自分の知らなかったコトに気づく時があります。
お菓子を売りたいがために『体に良いお菓子』を作っているわけではないので、より体に良いコトに気づいてしまうと後戻り出来なくなってしまうんです。
いま流行りの健康ブームに乗ってお菓子を作った方が売れるのは確かですが、それでは自己矛盾を抱えたままお菓子を作ることになるので、その選択はありません。
「食べ物が体を作る」と言うことは全ての人が知っています。
その根本原則に反して食べ物を提供する者がインパクトのある味や形を優先することには良心の痛みを感じます。
なので美味しくて綺麗な『ハレの日のお菓子』ではありません。
もともと上品な和菓子屋さんではなく岸和田の餅屋です。
基本『ケの日のお菓子』ですが、
今一番作りたいお菓子は
『ケガレの日のお菓子』です。
*ケガレたお菓子ではなく、ケガレの日のお菓子ですのでお間違いなく(笑)
病気や体の調子の悪い時、哀しい時に選んでもらえるようなお菓子を作りたいと思っております。
『良心に従い、活力を呼び、安らぎを与えるお菓子を創る』
11月5日(土)11:00オープンです。
兵庫県芦屋市茶屋ノ町10-9
0797-38-3781
阪神電車芦屋駅から徒歩2・3分の
鳴尾御影線沿いです。
ハレの日のお菓子がもてはやされる中、
『ケガレの日のお菓子』に果たして需要があるのか本当に心配です。
お近くに来ることがございましたら
どうぞ宜しくお願い致します。
『上』しょう
石田嘉宏